古典力学 · 第11回 · 動画1 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 何を決めるか |
|---|---|---|
| 極座標での加速度 | どんな円運動も、内向きの部分と軌道に沿う部分に分ける | |
| 動径方向の運動方程式( 成分) | 物体が中心の方へどれだけ強く曲げられるか | |
| 接線方向の運動方程式( 成分) | 円に沿った速さがどう変わるか | |
| 周期 の等速な軌道 | から得られる向心加速度 |
ポイント: 速さが一定なら接線方向の項は消えますが()、動径方向の項は決して消えません。 のマイナス符号は、円の上を動くものはいつまでも内向きに加速し続けていることを示しています。したがって、本物の内向きの力が存在しなければなりません。
単位ベクトル と は空間に固定されておらず、物体と一緒に向きを変えます。
内向きの部分はいつもあります。軌道に沿った力が現れるのは のときだけです。
周期と距離が一つずつあれば、月の内向きの加速度が決まります。
ステップ1 — 一周期で一回転
💡 ニュートンの第二法則は、内向きの力が存在しなければならないことを証明し、その大きさを決めます。しかし、その正体までは教えてくれません。それに名前を与えるのが次のステップです。
問1 · 等速円運動
条件: ひもにつけた石を、半径 の円に沿って一定の速さで回します。 と を使うと、正しい組み合わせはどれですか?
半径が一定で速さも一定なら、角速度は変わりません。
これを接線方向の運動方程式に入れます。
動径方向の運動方程式は影響を受けません。含まれているのは ではなく だからです。
したがって合力はすべて の向き、つまり中心をまっすぐ向いています。この残った内向きの力が向心力です。
問2 · 周期を半分にする
条件: 人工衛星が一定の速さで円軌道を回っており、 です。半径 はそのままで、周期 を半分にします。向心加速度の大きさは何倍になりますか?
を一定にして、 への依存のしかたを読み取ります。
を に置き換えます。
加速度は4倍になります。言いかえると、 が2倍になり、 は の2乗に比例して大きくなります。
問3 · 月の内向きの加速度
条件: 月の軌道は半径 のほぼ円で、月はそれを 日ごとに一周します。 とします。
角速度 はいくらですか?
向心加速度の大きさはいくらですか?
ステップ1 — 周期を秒で表す。
ステップ2 — 角速度。 一周期に ラジアンだけ回ります。
ステップ3 — 加速度の動径方向の項。 等速な軌道なので で、 だけが残ります。
同じことを一行で書くと:
マイナス符号は、加速度が地球の中心を向いていることを示しています。
問4 · カーブでブレーキをかける車(応用)
条件: 車が半径 の円形のコースを走りながら、減速しています。車にはたらく合力の説明として正しいのはどれですか?
2つのスカラーの式を一つずつ見ていきます。
動径方向。 車は円に沿って動いているので であり、
これは の向き、つまり中心向きの力です。車が加速しても、減速しても、速さを保っても、このことは変わりません。
接線方向。 減速しているということは角速度が減っているということなので、 は と逆符号であり、
は軌道に沿って後ろ向きです。これがブレーキの力です。
したがって合力は両方の部分の和で、内向きかつ後ろ向き、つまり半径より後ろ側に傾いています。 のときに限り、向心力だけの場合になります。
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