古典力学 · 第13回 · 動画8 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 必要なもの |
|---|---|---|
| 何もない宇宙空間でのロケット方程式 | 噴出速度 と質量比 | |
| 一定の燃焼率 | 燃料が噴き出される割合 | |
| 二段式の燃焼 | 各段の質量比(それぞれ切り離しのあとの質量から測る) | |
| 鉛直方向の打ち上げ( は一定) | 燃焼時間 |
ポイント: 速さは足し算で増え、質量比は掛け算で増えます。対数は各段で得る速さの和を、各段の質量比の積に変えます。そして重力が 1 秒ごとに税金を取り始めるまで、 は答えのどこにも現れません。
速さを だけ増やすごとに、質量比はさらに 倍必要になります。
💡 上限を決めるのは構造です。タンクやエンジンの重さはゼロにはできないので、一段式ではこの曲線をどこまでも登ることはできません。さらに右へ進む唯一の方法は、 の一部を運ぶのをやめることです。
燃料も も同じです。空になった第一段のタンクを で切り離すと、何が得られるでしょうか?
重力は 1 秒ごとに税金を取ります。 は一定ですが、 は燃焼が 1 秒続くごとに増えていきます。
💡 税金がかかるのは の速度に沿った成分だけです。そのため実際の打ち上げでは、できるだけ早く機体を傾けます。ここでの のすべては、真上にだけ上昇する最悪の場合です。
問1 · 質量比から終わりの速さへ
条件: 遠い宇宙空間で静止している探査機の全質量は で、そのうち が推進剤です。推進剤は で噴き出されます。タンクが空になったときの終わりの速さを求めてください。
ステップ1 — 乾燥質量。 推進剤以外のすべてです。
ステップ2 — 質量比。
ステップ3 — ロケット方程式(静止状態から動き出すので )。
確認: なので 、したがって となり、ロケットは速くなります。
問2 · 燃焼時間は関係するか
条件: 何もない宇宙空間に同じ探査機が2機あり、どちらも静止状態から、同じ量の推進剤と同じ で動き出します。探査機 A は一定の割合で かけてタンクを空にし、探査機 B は かけて空にします。2機の終わりの速さを比べてください。
変数分離をすると、各辺に変数が1つずつになります。
点火から燃焼終了までの積分は、質量について から までです。
時間の上端・下端はどこにも入っていません。燃焼率 が一定のとき、途中の経過は確かに によります。
しかし燃焼終了時には、どちらの探査機でも なので、どちらも同じ に達します。動画の一段式ロケットの例で与えられた が計算に一度も出てこなかったのは、まさにこのためです。
問3 · 2つの段、1つの積
条件: 何もない宇宙空間で静止しているロケットの全質量は です。第一段が の推進剤を燃やしたあと、空になった第一段の構造()が切り離されます。続いて第二段が残りの の推進剤を燃やします。どちらの段も で噴き出します。
積 はいくらですか?
終わりの速さはいくらですか?
第一段。 を燃やすと、残るのは
切り離し。 空の構造 を捨てると、 が残ります。
第二段。 最後の を燃やすと、残るのは
速さは足し、質量比は掛ける。
比較。 同じ の推進剤を一段で燃やすと、最後は になるので 、 です。 の差は、空のタンク を2回目の燃焼のあいだずっと加速し続けることの代価です。
問4 · 重力に逆らったときの燃焼終了時の速さ
条件: ロケットが一様な重力場 の中を、静止状態から鉛直に上昇します。、質量比は 、燃焼は 続きます。燃焼終了時の速さを求めてください。
を上向きにとると で、変数分離をすると2つの独立な部分に分かれます。
発射から燃焼終了まで積分します。
第一項(稼ぎ):
第二項(税金):
時間に関係するのは第二項だけです。同じ推進剤を で燃やせば が残ります。質量比は同じで、損失は 少なくなります。短く激しい第一段が選ばれる理由は、これに尽きます。
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