古典力学 · 第15回 · 動画4 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 必要なもの |
|---|---|---|
| 換算質量 | 2つの質量 | |
| 実効的な一体の運動方程式 | 内力と | |
| 内力の対がする仕事 | 相対変位だけ | |
| 内力の仕事とエネルギーの関係 | と での相対的な速さ |
ポイント: ラベル を入れ替えると と の両方の符号が反転するので、 は変わりません。また、形を保ったままの並進()では となり、内力の対は仕事をまったくしません。
相互作用の力は1つ、加速度は2つ。その相対加速度は、ただ1つの実効的な質量 に従います。
それぞれの物体が受ける仕事は共通の並進に左右されますが、対がする仕事の合計は間隔の変化だけで決まります。
同じ の内力の仕事でも、2つの物体がすでに速く離れているときほど、相対的な速さの増え方は小さくなります。
💡 この は には手をつけません。内力は対になって打ち消し合うので、 のうち変化できるのは2つめの項だけです。
問1 · 換算質量(基本)
条件: と の2つの物体が、ニュートンの第三法則に従う力の対を通して相互作用しています。換算質量 を求めてください。
質量の逆数を足します。
逆数をとるか、まとめた形を直接使います。
妥当性の確認: かつ です。質量が等しければ になります。相手がずっと重ければ は に近づきますが、それを超えることはありません。
問2 · 形を保ったままの並進
条件: 伸びたばねが2つの物体をつないでいます。ある時間のあいだ、両方の物体が同じ変位 をするので、間隔は変わりません。この間に内力の対がする仕事の合計を求めてください。
方法1:力を打ち消す。 2つの変位が等しいので、
方法2:まとめた積分を使う。 第三法則によって、2つの積分はすでに1つにまとまっています。
対が一緒に運ばれるあいだ、それぞれの物体は個別にエネルギーを得たり失ったりすることがありますが、その2つの量は大きさが等しく符号が反対です。内力の仕事が生じるのは、間隔が変わるときだけです。
問3 · 質量から終わりの相対的な速さへ
条件: と の2台の台車が、摩擦のないレールの上で伸びたばねでつながれていて、外力ははたらきません。状態 での相対的な速さは で、 から までのあいだに内力の対は の仕事をします。
換算質量はいくらですか?
状態 での相対的な速さはいくらですか?
ステップ1:換算質量
ステップ2:内力の仕事とエネルギーの関係
よくある間違い:
外力の仕事はないので、この はすべて相対運動に回ります。 は変わりません。
問4 · 相手がとても重い極限
条件: 質量 のボールが、地球()に向かって落ちています。重力はこの二体系の内力の対で、外力ははたらきません。
ボールと地球からなる系の換算質量はいくらですか?
では、ここで はどうなりますか?
ステップ1:相手がとても重い極限での換算質量
したがって で、その誤差は 分の1程度にすぎません。動くのは軽いほうの物体だけです。
ステップ2:代入する
また、地球はほとんど動かないので です。「重力がする仕事は、落ちる物体の の変化に等しい」というおなじみの主張は、この二体の定理で としたものなのです。
なぜ ではないのか? なので、地球が受ける仕事は無視できます。しかし対がする仕事の合計は で決まり、これはボールの落下そのものです。
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