古典力学 · 第17回 · 動画2 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 必要なもの |
|---|---|---|
| ばねのポテンシャルエネルギー(位置エネルギー) | 基準点の選び方 | |
| 力は傾きにマイナスをつけたもの | での曲線の傾き | |
| 図の上での運動エネルギー | エネルギーの線と曲線のすき間 | |
| 転回点 | 保存されるエネルギー とばね定数 |
ポイント: 放物線だけで、あらゆる位置での力が決まります。高さ に水平線を1本加えれば、同じ図から転回点も、各位置での運動エネルギーも、物体が決して入れない領域も決まります。運動方程式を一つも解かないうちに、です。
どの位置でも、ばねの力はポテンシャルエネルギーの曲線の傾きにマイナスをつけたものです。
水平なエネルギーの線は、運動の範囲を区切る2つの転回点で放物線と交わります。
💡 同じ図の上の量子的な物体は、塗られた帯の中に見つかる確率が、ごくわずかながらゼロではありません。これらの領域が禁止されているのは、あくまで古典的には、なのです。
エネルギーの線と曲線のあいだの縦のすき間が です。平衡位置でいちばん広く、転回点ではゼロになります。
問1 · 曲線から力を求める
条件: ばね定数 のばねがあり、、 です。ばねを まで伸ばしたときの力の成分 を求めてください。
力の成分は、ポテンシャルエネルギーの曲線の傾きにマイナスをつけたものです。
と を代入すると:
マイナスの符号が、復元力であることを表しています。ばねが伸びている()とき、力は の向き、つまり平衡位置へ戻る向きを向きます。比較のために言うと、そこで蓄えられているエネルギーは です。これは単位も異なる、別の量です。
問2 · 転回点の位置を求める
条件: 摩擦のないばねと物体の系があり、、保存される力学的エネルギーは 、 です。ばねの最大の伸び を求めてください。
転回点は水平なエネルギーの線が放物線と交わる点なので、エネルギーはすべてポテンシャルエネルギーで、 です。
について解くと:
線は曲線と左右対称に交わるので、運動は に閉じこめられます。 が最大の縮み、 が最大の伸びです。
問3 · すき間を読む
条件: 摩擦のない面の上で、質量 の物体が のばねにつながれています。物体を まで引いて、静かに放します。 を通過するときの運動エネルギーと速さを求めてください。
そこでの運動エネルギーは?
そこでの速さは?
ステップ1 — エネルギーの線。 静かに放したので、そこで です。したがって は転回点で、その高さが を決めます。
ステップ2 — 新しい位置での曲線の高さ。
ステップ3 — すき間が運動エネルギー。
ステップ4 — エネルギーを速さに直す。
から内側へ進むにつれてすき間は広がり続け、速さは で最大の になります。
問4 · 転回点の向こう側
条件: として で、物体の保存される力学的エネルギーは です。位置 についてエネルギー図から何が言えるか、判断してください。
ステップ1 — その位置での曲線の高さ。
ステップ2 — エネルギーの線と比べる。 なので、そこでは放物線が線より上にあります。したがって
ステップ3 — これを退ける。 どんな実数の速さに対しても運動エネルギーは なので、このエネルギーをもつ物体が に見つかることはありえません。そこは古典的に禁止された領域です。
ステップ4 — 実際に引き返す位置。
運動は の有界な振動です。その外側はすべて禁止されています。古典的には、ですが。
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