古典力学 · 第23回 · 動画2 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 意味 |
|---|---|---|
| のまわりの角運動量 | 質点の運動と点 の両方で決まる | |
| 軌道の中心のまわり | 軸に沿った1本の動かない矢印。 | |
| 中心から高さ だけ下の点のまわり | 軸から傾き、質点と反対の側へ向く | |
| 大きさと傾き | 大きさは一定。水平から だけ上向きに立ち上がる |
ポイント: 高さが入ってくるのは の項だけで、 との外積には 成分がありません。したがって、軸上のどの点 についても です。 を軸に沿って動かすと、 の向きや、それが時間的に一定かどうかは変わりますが、 成分は決して変わりません。
を に分けると、 は鉛直な部分と水平な部分に分かれます。
中心のまわりでは は動きません。下の点のまわりでは、軌道を一周するごとに円錐を描いて1回まわります。
が軸上のどこにあっても、 の鉛直な部分は です。変わるのは水平な部分だけです。
💡 1つの質点では、 となるのは中心だけです。軌道より上の点のまわりでは、 は 方向、つまり質点の側へ傾きます。
問1 · 中心のまわり
条件: 質量 の質点が、半径 の水平な円の上を、 で(上から見て)反時計回りに動いています。円の中心のまわりの角運動量の 成分を求めてください。
中心のまわりでは、 と は垂直で、 なので、
矢印は の向きで、どの瞬間も同じです。
問2 · 軌道より下の点
条件: 同じ質点(、、)で、今度は基準点 を、軸上で軌道の中心から距離 だけ下にとります。このとき です。 を求めてください。
、 とすると、
項 は に垂直なので、 成分をもつのは1つ目の項だけです。
問3 · 大きさと傾き
条件: 問2と同じ設定です(、、、)。 と、 が水平から立ち上がる角 を求めてください。
はいくらですか?
はいくらですか?
2つの部分は と です(どちらも単位は )。2つは垂直なので、
これは と一致します。向きは、
問4 · 軌道より上の点
条件: 同じ質点が平面 内を (上から見て反時計回り)で回っています。今度は基準点を軌道より上の にとり、この瞬間、質点は にあります。 を の単位で求めてください。
速度: なので、 です。
からの位置:。 と を使って項ごとに計算すると、
これは 、 とした です。矢印は質点の側へ傾き、その 成分は変わりません。
正解数:0 / 4