古典力学 · 第7回 · 動画2 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 必要な量 |
|---|---|---|
| 万有引力の法則 | 2つの質量と距離 | |
| 万有引力定数 | どの質量の組でも同じ | |
| 地表付近の重力 | その地点の (自由落下の加速度) | |
| ヘルメルトの式 | 緯度 、標高 |
ポイント: 重力質量(重力にどれだけ強く反応するか)は、慣性質量(加速されることにどれだけ強く抵抗するか)に等しくなります。この等価原理のおかげで、どちらも一つの記号 で書けます。どんな物体も同じ で落ちるのも、このためです。
引力は距離の二乗に反比例して弱まります。質量どうしを離すと、どれほど速く小さくなるのでしょうか。
💡 重力はどこまでも届きます。 でも引力は あり、小さくても決してゼロにはなりません。
重い球ほど大きな重力を受けます。では真空中で、重い球は軽い球より速く落ちるのでしょうか。
💡 重い球は の力を受けますが、慣性も です。 で質量が打ち消されます。この重力質量と慣性質量の一致が、等価原理です。
の値は一つの数ではありません。赤道から極へ向かって大きくなります。
💡 極で重力が強いのには2つの理由があります。赤道のふくらみは地球の中心から約 遠く、さらに自転が赤道上の物体を外へ振り出します。どちらも、地球がいちばん太い場所で を弱めるのです。
問1 · 逆二乗で考える
条件: 2つの質量が、距離 で大きさ の重力を及ぼし合っています。距離が3倍の になると、新しい力はいくらですか?
重力の大きさは です。 を に置き換えると:
距離は の形で入るので、距離を3倍にすると、力は3分の1ではなく9分の1になります。
問2 · 等価原理の落とし穴
条件: 地表近くの真空中で、 の球と の球を同時に放します。加速度が大きいのはどちらですか?
地表近くで質量 にはたらく重力は です。ニュートンの第二法則から加速度が求まります:
質量が打ち消されるので、加速度はどんな物体でも です。これが成り立つのは、重力質量( に現れる質量)が慣性質量( に現れる質量)に等しいからにほかなりません。これが等価原理です。2つの球は同じ高さのまま落ち、同時に着地します。
問3 · ヘルメルトの式を読む
条件: において、赤道()では 、極()では です。 が大きいのはどちらで、およそどれだけ大きいですか?
の項だけを残します( の項は、どちらでも なので等しくなります):
数値では 、 です。負の数を引くことは足すことなので、極のほうが約 強いのです。
問4 · 万有引力の法則から へ
条件: 地球を質量 とし、その表面 に の質量があるとします()。地球がこの質量に及ぼす重力はいくらですか?
万有引力の法則を使います:
これは地表付近での重さ と一致します。万有引力の法則は、地表で使う定数 を再現するのです。
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