古典力学 · 第9回 · 動画1 · インタラクティブ教材
| 公式 | 段階 | わかること |
|---|---|---|
| 摩擦のある床をすべる | 床の上での減速 | |
| 摩擦のある床をすべる | 飛び出す速さから求めるすべった距離 | |
| 自由落下 | 着地点から求める飛び出す速さ | |
| 組み合わせ | すべてを与えられた量だけで表す |
ポイント:二つの段階に共通する未知数はただ一つ、飛び出す速さです。着地点の幾何学的な位置関係がこの速さを決め、その速さからすべった距離がわかります。
水平に飛び出すと は一定のまま、重力が を大きくしていき、軌道は曲がって3段目に達します。
すべる距離は最初の速さ とともに長くなり、摩擦 が大きくなると短くなります。
💡 のどこにも質量は現れません。同じ床の上なら、重いブロックも軽いブロックもまったく同じ距離だけすべります。
飛び出す速さこそ、二つの段階が共有するただ一つの未知数です。
問1 · 床の上での加速度
条件: ブロックが、動摩擦係数 の水平な床の上をすべっています。 とします。水平方向の加速度 を求めてください。
ブロックは床から離れないので、鉛直方向は です。動摩擦力は で、後ろ向きにはたらきます。
摩擦は運動を妨げるので負になります。質量は約分されて消えます。
問2 · 着地点から飛び出す速さを求める
条件: ブロックが3段の階段(各段の高さ 、奥行き )のいちばん上から水平に飛び出し、3段目の奥の端 に着地します。 とします。飛び出す速さ を求めてください。
水平方向:。鉛直方向:。
問3 · 二つの段階を組み合わせる
条件: 、、、、 のとき、飛び出す速さの2乗 とすべった距離 を求めてください。
はいくらですか?
はいくらですか?
飛び出す速さ: .
すべった距離:
よくある間違い: を引き忘れると 、係数 を落とすと 、 を2倍にしてしまうと になります。
問4 · 重いブロックと軽いブロック
条件: 2つのブロックが同じ床(同じ )の上を同じ ですべり始め、同じ階段から飛び出します。ブロックBの質量はブロックAの2倍です。床の端までに長くすべるのはどちらですか?
摩擦を式に入れると、どの段階にも質量は残りません:
重いブロックほど大きな摩擦力を受けますが、慣性も大きくなります。二つの効果はちょうど打ち消し合います。
この式には が含まれないので、2つのブロックは同じ距離だけすべります。
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