ファイナンス理論 · 第17回 · 動画2 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 説明 |
|---|---|---|
| が に優越する: かつ (少なくとも一方は厳密) | 優越の判定 | は の北西の象限にあります。真上か、真西か、そのあいだです |
| Tビルとの組み合わせの期待リターン | ウェイト をポートフォリオ に置き、残りの をTビルに置きます | |
| Tビルとの組み合わせのリスク | Tビルにはリスクがないので、 に投じた分だけが効きます(ここでは ) | |
| を通る直線の傾き | リスク1単位あたりの追加の期待リターン。リスクが0より大きければ、どの水準でも、傾きの急な直線ほど多くを支払います |
ポイント:どちらの座標も の一次式なので、Tビルとの組み合わせはどれも、 から への直線の上にあります。そうした直線のうち、実現可能なポートフォリオにまだ届く最も急なものは、効率的フロンティアに接します。期待リターンを好み、リスクを嫌う投資家は誰もが、その接点、つまり接点ポートフォリオを持ち、Tビルにどれだけ置くかだけを選びます。
あるポートフォリオが別のポートフォリオに勝つのは、その北西の象限にあるとき、つまりリスクが大きくなく、期待リターンが小さくないときだけです。
Tビルとどんなポートフォリオ を組み合わせても、 から への線分の上を動くことになります。
を軸に直線を回すと、実現可能なポートフォリオにまだ届く最も急な直線は、フロンティアにちょうど1点で接します。
💡 慎重な退職者もヘッジファンド・マネージャーも、同じ を持ちます。違うのは 、つまりお金のうちTビルではなく に置く割合だけです。
問1 · Tビルとポートフォリオを組み合わせる
条件:ポートフォリオ は年率で 、 で、Tビルの利回りは です。お金の をTビルに、残りを に投じます。この組み合わせの期待リターンと標準偏差を求めてください。
へのウェイトは です。
この組み合わせは、(リスク, リターン)平面で から への直線の上にあり、 に向かって5分の4進んだところです。
問2 · どれが優越するか
条件:ポートフォリオ は年率で 、 で、Tビルの利回りは です。期待リターンを好み、リスクを嫌うすべての投資家にとって、 より厳密に選好されるのは次のどれですか?
が より厳密に選好されるのは、 かつ で、少なくとも一方の不等号が厳密なときだけです。各候補を確かめます。
どれも に優越せず、 もどれにも優越しません。リターンが高いだけ、あるいはリスクが低いだけでは足りないのです。
問3 · 同じリスクへの3つの道
条件:Tビルの利回りは で、3つのポートフォリオは、:、、:、、:、 です(いずれも年率)。次の3つの投資は、どれも です: だけ、 を に をTビルに、 を に をTビルに。
3/5 を B に、2/5 をTビルに置いたときの期待リターンは?
σ = 12% で最も多く稼ぐのは、3つのうちどれですか?
どの投資も に達します。 だからです:、、。期待リターンは次のとおりです。
リスクが同じでリターンが最も高い、 だけのポートフォリオが、2つの組み合わせの両方に優越します(それらの真上にあります)。理由は、 から出るそれぞれの直線の傾きです。
3本のうち を通る直線が最も急なので、0より大きいどのリスク水準でも、期待リターンが最も高くなります。
問4 · 退職者のポートフォリオ
条件:接点ポートフォリオが だとします。年率で 、 で、オスプレイ、プローバー、ロビンの3銘柄を 、、 のウェイトで持ちます。Tビルの利回りは です。$150,000 を持つ慎重な退職者が、その をTビルに置き、残りを に投じます。
プローバーにはいくら投じていますか?
彼女のポートフォリオの期待リターンとリスクは?
へのウェイトは なので、 を に投じていて、プローバーはその です。
期待リターンとリスクは次のとおりです。
株式の保有額は、オスプレイに $15,000、プローバーに $9,000、ロビンに $6,000 で、接点ポートフォリオの比率 になっています。どの投資家も同じ株を同じ比率で持ちます。リスク許容度が決めるのは だけです。
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