ファイナンス理論 · 第20回 · 動画3 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 必要なもの |
|---|---|---|
| 営業利益(OP) | 現金での売上高と、現金での営業費用(減価償却を除く) | |
| プロジェクトの法人所得税 | 税率 、減価償却 | |
| 税引後キャッシュフロー | 上のすべてと、資本的支出(CapEx) | |
| 、節税効果 | 定額法の減価償却と、その節税効果 | 資産の費用と耐用年数 |
ポイント:減価償却は現金の支払いではありません。キャッシュフローに影響するのは、それが浮かせる税金 を通じてだけです。資産の耐用期間のどの年でも、税引後の利益は税引後キャッシュフローをちょうど だけ下回ります。
費用 $600,000 の設備を6年で償却します。会計担当者は を差し引き、キャッシュフローは税金だけを差し引きます。
同じプロジェクトを で見ます(費用 $600,000、売上高 $420,000、営業費用 $180,000)。キャッシュフローは年 $205,000、税引後の利益は年 $105,000 です。耐用期間全体では2つの流れの合計は同じですが、現金が出ていくのは時点0です。
💡 NPVは各時点の現金を割り引くので、どちらの流れを選ぶかが重要です。キャッシュフローの列では時点0に払う $600,000 の支出を、利益の列は6年に割り振っています。
減価償却のスケジュールを速めると、節税効果がいつ入ってくるかは変わりますが、その合計は決して変わりません。
💡 現在の米国の法律では、2025年1月19日より後に取得した対象設備のほとんどを、使い始めた年に全額償却できます。それでも節税効果の合計は で、早く入ってくるだけです。
問1 · 毎年の税引後キャッシュフロー
条件:費用 $600,000 の設備を、6年の定額法で償却します。売上高は年 $450,000、営業費用(減価償却を除く)は年 $190,000、税率は です。1〜6年目の各年の税引後キャッシュフローを求めてください。
定額法の減価償却と営業利益は:
1〜6年目には資本的支出がないので、
税引後キャッシュフローは年 $236,000 です。税額から確かめましょう。課税所得は 、税金は で、 です。
問2 · より速いスケジュール
条件:同じプロジェクト(費用 $600,000、売上高 $420,000、営業費用 $180,000)で、税率を とします。会社は減価償却を、6年の定額法から4年の定額法に切り替えます。このプロジェクトの1年目の税引後キャッシュフローの変化を求めてください。
1年目の減価償却は から に増えるので、 です。 で変わるのは最後の項だけです:
直接計算すると、 と で、$10,000 の増加です。税引後の利益は逆に動き、 から へと $40,000 下がります。
問3 · 時点ごとの表
条件:費用 $600,000 の設備を時点0で買い、6年の定額法で償却します。1〜6年目の各年の売上高は $400,000、営業費用は $170,000 で、 です。毎年の税引後キャッシュフロー、毎年実際に払う税金、時点0〜6の税引後キャッシュフローの合計を求めてください。
1〜6年目の各年の税引後キャッシュフローは?
毎年実際に払う税金は?
時点0〜6の税引後キャッシュフローの合計は?
、 です。各年 で:
検算:。時点0のキャッシュフローは資本的支出 なので、
毎年のキャッシュフローは $184,500、税金は $45,500、合計は $507,000 です。税引後の利益は年 で、その合計も になります。6回の減価償却の合計が $600,000 の支出に等しいからです。
問4 · 1年目に全額償却
条件:同じ設備(費用 $600,000)で、1〜6年目の各年の売上高を $380,000、営業費用を $160,000、 とします。ただし、$600,000 全額を1年目に減価償却として控除し、それ以降は控除しません。このプロジェクトは1年目に課税上の損失を出しますが、会社のほかの利益がそれを吸収するので、節税効果はその年に全額実現します。1年目と2年目の税引後キャッシュフローを求めてください。
1年目の税引後キャッシュフローは?
2年目の税引後キャッシュフローは?
営業利益は毎年 です。減価償却は 、 です。
1年目は $334,000、2〜6年目はそれぞれ $154,000 です。このプロジェクトの1年目の税金は です。会社のほかの利益がこの損失を吸収するので、このプロジェクトは会社全体の税額を $114,000 減らします。6年の定額法なら、キャッシュフローは毎年 です。1〜6年目の合計はどちらのスケジュールでも です。全額償却は $150,000 分の節税効果を1年目に移すだけですが、それによって、割引率がプラスならどんな場合もNPVが上がります。
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