ファイナンス理論 · 第22回 · 動画4 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 説明 |
|---|---|---|
| 整合性 | ダッチブックに対する唯一の防御 | |
| 公正に見える賭け | 得る額 ( が起きた場合)、失う額 (起きなかった場合)の賭け。オッズ のとき公正 | |
| チケットで見る見方 | が起きたら $100 が支払われるチケットに、あなたがつける価値 | |
| ダッチブックの利益 | $100 のチケット1組あたりの利益で、どの状態でも得られる |
ポイント:それぞれの賭けは、それが関わる信念だけで判断され、単独では公正に見えます。整合性のなさが表に出るのは賭けを組み合わせたときだけで、そのとき相手はどの状態でも勝ちます。
あなたの信念で値をつけた2枚の $100 チケットが、合わせてちょうど $100 になるのは、確率の合計が1のときだけです。
動画の信念 、 のもとで、 と にどんな賭け金を張れば、どちらの状態でも勝てるでしょうか?
問1 · 2枚のチケットに値をつける
条件:あなたは 、 だと信じています。各チケットは、その事象が起きたら $120 が支払われ、あなたはどちらのチケットも、自分の信念で公正になる価格で取引します。相手がチケット1組から得る無リスクの利益を求めてください。
各チケットにあなたがつける価格は、支払額にあなたの確率を掛けたものです。
したがって、あなたは2枚に $96 + $40 = $136 を払います。 と「 でない」のうち起きるのはちょうど1つなので、支払われるチケットもちょうど1枚で、相手はどちらの状態でも $120 を返します。
利益は $16 で、どの状態でも同じです。
問2 · 取引のどちら側に立つか
条件:あなたは 、 だと信じていて、その事象が起きたら $60 が支払われるチケットを、自分の価格で売り買いします。相手に無リスクの利益をもたらす取引はどれですか?
あなたの価格は、 のチケットが 、「 でない」のチケットが なので、1組で $70 です。
なので、1組は割高です。相手は2枚ともあなたに売ります。$60 が支払われるのはちょうど1枚なので、相手の利益は
で、どの状態でも同じです。1枚だけ売るのはリスクのある賭けで、2枚とも買えば確実に $10 の損です。
問3 · 2つの賭けからブックを組み立てる
条件:あなたは 、 だと信じているので、2つの賭けを受け入れます。: が起きたらあなたが $1 を受け取り、起きなかったらあなたが $2 を払う。: が起きなかったらあなたが $2 を受け取り、起きたらあなたが $3 を払う。私は 30口の反対側に立ちます。私の利益がどちらの状態でも同じになるように引き受ける の口数と、そのときの利益を求めてください。
は何口ですか?
各状態での私の利益は?
どちらの賭けも、あなたには公正に見えます。、 です。
私は 30口と、 口の の反対側に立ちます。各状態での私の利益は次のとおりです。
両者を等しいとおくと なので、、 です。
私はどの状態でも $24 を得ます。チケットで見る見方で確かめると、 で、このブックは $90 のチケット1組にあたるので、 です。
問4 · 安全な信念はどれか
条件:4人の投資家が、それぞれ の組を示します。この事象についてダッチブックを仕掛けられない投資家はどれですか?
それぞれの組を足します。
合計が1を超えていれば2枚とも売り、1を下回っていれば2枚とも買うことで、ダッチブックが組めます。利益が消えるのは合計がちょうど1のときだけなので、安全なのは だけです。
正解数:0 / 4