ファイナンス理論 · 第4回 · 動画1 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 説明 |
|---|---|---|
| レバレッジ | 価格変動が及ぶものすべてを、あなたが実際に出したお金で割ったもの | |
| 収益率のルール | 資産の収益率が、上昇でも下落でも、何倍にもなってあなたの元手に及ぶ | |
| 全損の境目 | 自己資本をすべて奪う下落幅。 だからです | |
| 変動後の自己資本 | 貸し手の請求権 は固定されているので、 の変化はすべて にかかる |
ポイント:レバレッジは負債資本倍率(D/Eレシオ)ではありません。価格変動は借りた部分だけでなく家全体に及ぶので、 です。また、レバレッジはそれ自体がリスクなのではありません。資産に起きることを何倍にもするだけなので、 のポジションが安全なのは、価格が 下がらない間だけです。
頭金が比率を決め、それによって、自己資本が消えるまでに価格がどこまで下がれるかも決まります。
貸し手の請求権は固定されているので、価格変動はまるごと、あなたが出したお金にかかります。
レバレッジが痛手になるのは価格が十分大きく動いたときだけで、2007年以前の数年間はそれに近づくことすらありませんでした。
💡 金融工学とデリバティブ証券の設計は、上昇局面では市場を広げ、同じ道具が下落を増幅しました。上の計算は2008年にも何ひとつ変わっていません。変わったのは、それが当てはめられる動きの大きさだけです。
問1 · 頭金からレバレッジを求める
条件:価格$600,000のアパートを、25%の頭金で購入します。レバレッジ比率を求めてください。
頭金が自己資本で、残りを銀行が貸します:
レバレッジは、総資産を自己資本で割ったものです:
覚えておくと便利な近道が2つあります。自己資本は価格の割合 なので で、ここでは です。また なので、
となり、負債資本倍率は常にレバレッジ比率よりちょうど1小さくなります。
問2 · 自己資金に対する収益率
条件:価格$400,000のアパートを10%の頭金で購入し、その後、価格が8%下落します。あなたの収益率 を求めてください。
ステップ1:ポジション。
ステップ2:損失。下落はアパート全体に及びます:
銀行はそのうち1ドルも失いません。アパートの価値が今いくらであろうと、$360,000を利息つきで返してほしいだけです。$32,000の損失はまるごとあなたにかかります。
ステップ3:収益率。
これはルールをそのまま読んだものです: 。
残る自己資本で検算:アパートの価値は 、借金は なので、
問3 · 頭金5%
条件:動画に出てきた$500,000の家を、5%の頭金で購入します。元手は$25,000、融資は$475,000です。その後、価格が12%下落します。
価格がどれだけ下がると、自己資本がすべて消えますか?
12%の下落の後、あなたの自己資本はいくらですか?
ポジション。
自己資本が消える下落幅。レバレッジをかけた収益率が になったとき、自己資本はちょうど使い果たされます:
12%の下落の後。家の価値は
で、借金は$475,000のままなので、
収益率として読むと:
自己資本が消える下落幅を超えても、損失は止まりません。元手を失ったうえに、さらに$35,000の借金が残るのです。
問4 · 会社の16:1
条件:ネット・レバレッジ比率 を報告している会社の資産が、その後7%減少します。会社の資本に対する損失の割合を求めてください。
家の計算に使ったのと同じルールを、会社に当てはめます:
境目と照らし合わせましょう。資本をすべて奪う下落幅は
で、 ですから、収益率が を超えるのはまさに予想どおりです。資本は使い果たされ、残りの資産の 分(資本の にあたる)は、会社の債権者にかかるしかありません。
同じ比率で、いくつかの大きさの変動を計算すると:
これほどの割合の損失に、長く耐えられる資本などありません。だからこそ、財務ハイライトのページにある一行が、すべてを物語っていたのです。
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