ファイナンス理論 · 第7回 · 動画5 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 必要なもの |
|---|---|---|
| マコーレー・デュレーション:支払日を現在価値で加重した平均 | キャッシュフロー 、1期あたりの利回り 、価格 。答えは期数で出ます | |
| 修正デュレーション:利回りが1単位上がったときの価格の下落率 | 期数で表した と、1期あたりの | |
| 接線に沿った価格の変化。 が価格リスク | 同じ時間の単位で測った と | |
| 期数を年に換算する | 支払いは年 回。 は提示される年率の利回りなので、1期あたりは |
ポイント: デュレーションは時間です。クーポン7%の4年物米国中期国債は 半期、およそ 年です。価値のおよそ79%が第8期に入ってくるからです。修正デュレーションは 半期なので、半年あたりの利回りが 上がると、価格はおよそ 下がります。
各支払いの現在価値を棒として時間軸の上に立てたとき、軸がちょうど釣り合う点がマコーレー・デュレーションです。
💡 半年あたりちょうど3%で割り引くと、8つの現在価値の合計は、動画の表が合計として示す提示価格の$103.50ではなく$103.51になります。また第3期の は になり、表の とは少し違います。どちらにしても 半期です。
今日の利回りでの接線の傾きは で、凸の曲線はその直線より上に曲がります。
デュレーションには、同じ時間の単位で測った利回りの変化を組み合わせます。そうしないと、価格の動きが2倍に出てしまいます。
問1 · 2期の債券のマコーレー・デュレーション
条件: ある債券は第1期末に$10、第2期末に$110を払い、利回りは1期あたり です。この債券のマコーレー・デュレーション を期数で求めてください。
1期あたり での現在価値は次のとおりです。
ウェイトは 、 で、足すと1になります。したがって
問2 · 米国中期国債の年単位の修正デュレーション
条件: 動画のクーポン7%の4年物米国中期国債は、利払いが年2回で、提示される利回りは (半年あたり )、マコーレー・デュレーションは 半期です。年単位の修正デュレーションを求めてください。
支払いは年 回、提示される利回りは です。
半期単位の修正デュレーションからも同じ値が出ます: 年。
問3 · ゼロクーポン債の利回りが20ベーシスポイント上がる
条件: 年複利の10年物ゼロクーポン債の利回りは です。利回りが20ベーシスポイント(bp)上がって になります。修正デュレーションと、価格のおおよその変化率を求めてください。
修正デュレーション
価格のおおよその変化
ゼロクーポン債の支払いは1回だけなので、 年(1期 = 1年)です。したがって
正確に計算し直すと です。価格・利回り曲線は凸なので、価格の下落は接線が示すよりわずかに小さくなります。
問4 · 2本の債券からなるポートフォリオのデュレーション
条件: あるポートフォリオは、マコーレー・デュレーション2年の債券Aを$40,000(時価)、マコーレー・デュレーション7年の債券Bを$60,000持っています。どちらも同じ年率の利回りで価格づけされています。ポートフォリオのマコーレー・デュレーションを求めてください。
ポートフォリオのキャッシュフローを期ごとに集め、各日付を、その現在価値をポートフォリオの価値 で割ったもので加重します。どちらの債券も同じ利回りで割り引かれるので、和は債券ごとに分けられます。
ウェイトは と です。
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