ファイナンス理論 · 第9回 · 動画7 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 必要なもの |
|---|---|---|
| ゴードン成長モデル(定率成長配当割引モデル)(出発点) | 配当 が率 で永久に成長し、率 で割り引かれます。 は配当落ち後の価格なので、 は来期の配当です | |
| 資本コスト:配当利回り+成長率 | ゴードン成長モデルに をかけ、 で割り、 を足します。 は配当株価比率で、クーポン÷価格の株式版です | |
| 観察できる入力で書いた同じ公式 | 支払われたばかりの配当 と今日の株価(観察値)に、(判断)を加えます。 は配当の周期で測ります。四半期ごとの配当なら四半期の です | |
| デューク・パワー、1992年9月 | 配当利回り とバリューラインの 。I/B/E/S の なら です |
ポイント:配当利回りは現在の事業が払い出すものを測り、 は会社の将来の成長機会が資本コストに入ってくるただ1つの場所です。この公式は と を結びつけます。一方を仮定すればもう一方を推測できますが、どちらか単独では何も教えてくれません。
デューク・パワーの配当利回り5.2%は、資本コストのおよそ半分にすぎず、残りは成長がもたらしていました。
成長しない永久年金として評価すると、デューク・パワーの価値は市場価格のおよそ半分でした。仮定した ごとに、1つの が導かれます。
適用範囲内ではマイナスの からマイナスの株価が出て、範囲外では損失が深いほど「価値」が高くなります。
💡 これらは定常状態の式です。会社が成長のために投資していて、何も払わない年や赤字の年は1年ずつ評価し、定常状態の公式はそのあとにだけ当てはめます。
問1 · 支払われたばかりの配当から資本コストを求める
条件:ある株は配当落ち後の価格$40で取引されています。1株あたり$2.00の配当を支払ったばかりで、配当は年 で永久に成長すると期待されています。資本コスト を求めてください。
株価は配当落ち後の価格なので、公式の配当は来期のものです: ドル。
代わりに支払われたばかりの配当を使うと となり、0.25パーセントポイント低すぎます。抜け落ちるのは の部分です。
問2 · 配当の周期に合わせる
条件:ある会社は四半期ごとに配当を支払います。1株あたり$0.50を支払ったばかりで、配当落ち後の価格は$50、配当は四半期あたり で永久に成長すると期待されています。四半期あたりの資本コストを求めてください。
配当は四半期ごとに支払われるので、 も も四半期あたりです。来四半期の配当は ドルです。
周期を混ぜる誤りでは、配当を年率にしながら四半期の をそのまま使います:。これは四半期の資本コストでも年率の資本コストでもありません。
問3 · 成長ゼロの公式が見落とすもの
条件:ある株の配当利回り は で、配当は年 で永久に成長すると期待されています。資本コスト と、その で成長しない永久年金 として評価した株の価値を求めてください。
資本コストはいくらですか?
成長ゼロの価値 はいくらですか?
ステップ1:資本コスト。
ステップ2:成長ゼロの価値。 で割り引く、 の定額の永久年金です:
比較:市場価格は で、 です。 を抜かすと、株は2倍以上割高に見えます。デューク・パワーも同じパターンでした: 対 です。
問4 · 赤字の会社と r を上回る g
条件:インターネット時代のある会社が株主にもたらす定常状態のキャッシュフローは、1株あたり年 ドル(損失)と推定されています。アナリストは に と を使います。
公式はどんな数字を返しますか?
アナリストはどう結論すべきですか?
ゴードン成長モデルには が必要です。その範囲内では、マイナスの からマイナスの株価が出て、それだけでも意味をなしません。ここのように範囲の外では、公式はプラスの数字を返し、損失が深いほど大きな数字になります:。これは使い方を誤っているしるしです。 は定常状態の式なので、会社が成長のために投資していてキャッシュフローがゼロやマイナスになる年は、1期ずつ明示的にモデル化しなければなりません。
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