線形代数 · 第3回 · 動画1 · インタラクティブ教材
| 方法 | 公式 | 重要な洞察 |
|---|---|---|
| 成分の方法 | の 行目と の 列目の内積 | |
| 列の方法 | の各列は、 の列の一次結合 | |
| 行の方法 | の各行は、 の行の一次結合 | |
| 列 × 行 | 個の階数一の外積の和 |
各成分 はただ1つの数で、 の 行目と の 列目の内積です。
の各列は、 の列の一次結合で、その重みは の1つの列です。
対称的に、 の各行は、 の行の一次結合で、その重みは の1つの行です。
は 個の階数一の外積の和に等しくなります。共通の次元の添字1つにつき、1つの外積です。
💡 各項は階数一です。どの列も1つのベクトルの定数倍で、どの行も別の1つのベクトルの定数倍です。この分解は、行列の階数や低ランク近似の土台になっています。
問1
行列 (1行目 )と、 行列 (2列目 )を考えます。
「成分の方法」で を計算してください。
✅ 正解です! 内積は になります。
❌ 惜しい! 対応する成分どうしをかけ、符号に注意しましょう。
解答:
は、 の1行目と の2列目の内積です:
答えは 10 です。
問2
を「列の方法」で考えるとき、 のどの列も、どのベクトルの組の一次結合になっていますか。
✅ 正解です! の各列は、 の列空間の中にあります。
❌ 惜しい! が何を表すか考えてみましょう。 のどのベクトルが定数倍され、たし合わされますか。
解答:
の 列目は に等しく、展開すると次のようになります:
したがって、 のどの列も の列の一次結合で、その重みは の 列目の成分です。
だから となるのです。
問3
ゼロでない列ベクトル ()とゼロでない行ベクトル ()の外積は、 行列になります。この行列の階数はいくつですか。
✅ 正解です! ゼロでない2つのベクトルの外積の階数は、常に1です。
❌ 惜しい! 外積でできた行列には、一次独立な列がいくつありますか。
解答:
外積 からできる行列では:
すべての列が同じ方向を向いているので、列空間は1次元です。したがって、階数は 1 です。
こうした階数一の行列は、ゼロでない行列の中で最も単純なものです。そして、どんな行列の積 も、それらの和に分解できます。
問4
正しいか誤りか: で、 が 、 が のとき、積 は常にちょうど 個の階数一の行列の和として書ける(共通の次元の添字1つにつき1個)。
✅ 正解です! 列 × 行の分解からは、常にちょうど 個の階数一の項が出てきます。
❌ 惜しい! 列 × 行の分解を思い出しましょう。列と行の組はいくつありますか。
解答:
正しい。列 × 行の分解により:
各項 は外積で、階数一の(または零の)行列です。そうした項はちょうど 個あり、 は共通の内側の次元です。
注:個々の項が零行列になることもあります( の列や の行が零の場合)が、それでも分解の項は 個です。 の実際の階数は より小さいこともあります。
正解数:0 / 4