線形代数 · 第4回 · 動画4 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 説明 |
|---|---|---|
| 逆行列の規則 | どんな置換行列も、逆行列は転置に等しい | |
| 直交性 | 転置との積は単位行列になる | |
| 置換行列の個数 | 例:、、 | |
| ピボット選択つきの LU 分解 | 消去法でピボットがゼロになったら、置換で行を入れ替えて解消する |
入れ替えのたびに、互換を左から掛けます。何回か重ねると、 が の行を並べ替えていきます。
6つの 置換行列は、積について閉じています。どの積 も、再びこの6つのどれかになります。
表の積はどれも、6つのうちのどれかです。閉包性、単位元、各元の逆元がひと目でわかります。
💡 この6つの行列が対称群 です。 なら、置換行列は 個あります(、)。
を作用させてから を作用させると、行は の順に戻ります。つまり です。
💡 置換行列の行は正規直交なので、置換行列は直交行列です。 がどんな直交行列 でも成り立つのと、同じ理由です。
問1
1行目と3行目を入れ替える置換行列 を考えます。
のとき、 の1行目はどれですか。
✅ 正解です! 1行目の3列目にある 1 が、A の3行目を選び出します。
❌ 惜しい! P₁₃ の1行目で、1 がどこにあるかを見ましょう。その列の番号が、A のどの行を選ぶかを教えてくれます。
解答:
の1行目は です。 の各列との内積をとると:
3列目にあるただ1つの 1 が、 の3行目を選び出します。
答えは [g, h, i] です。
問2
積 はどれですか。
✅ 正解です! 同じ2つの行を2回入れ替えると、入れ替えが取り消されて、単位行列になります。
❌ 惜しい! 実際に何が起こるかを考えましょう。1行目と2行目を入れ替えて、もう一度入れ替えます。
解答:
は1行目と2行目を入れ替えます。これを2回作用させると:
同じ2つの行を2回入れ替えると、すべてが元の位置に戻ります。2つの行を入れ替えるだけの置換行列は、どれも自分自身の逆行列です:。
問3
正しいか誤りか:どの置換行列も を満たす(つまり、どの置換行列も自分自身の逆行列である)。
✅ 正解です! 2つの行を入れ替える置換は自分自身の逆行列ですが、巡回置換はそうではありません。いつでも成り立つ規則は P⁻¹ = Pᵀ です。
❌ 惜しい! 巡回置換 (1→2→3→1) を考えましょう。2回作用させると、単位行列に戻るでしょうか。
解答:誤り
これは 、、 のような2つの行の入れ替え(互換)では成り立ちますが、巡回置換では成り立ちません。
反例:巡回置換
は逆回りの巡回置換です。この置換で単位行列に戻るのは、 のときです。
正しい一般的な規則は (転置)で、これはすべての置換行列で成り立ちます。
問4
異なる 置換行列は、全部でいくつありますか。
✅ 正解です! 4つの行の並べ方は 4! = 24 通りなので、置換行列は24個あります。
❌ 惜しい! 個数は n! で、これは n 個の行の並べ方の数です。n = 4 なら、4 × 3 × 2 × 1 を計算しましょう。
解答:24
置換行列は、単位行列の行を並べ替えたものです。 個の行の並べ方は 通り(n の階乗)です。
| サイズ | 個数 |
|---|---|
これら 個の行列は、対称群 をなします。
正解数:0 / 4