線形代数 · 第5回 · 動画4 · インタラクティブ教材
| 公式 | 名称 | 説明 |
|---|---|---|
| の列の見方 | 行列とベクトルの積を、列の一次結合として見る | |
| 列空間 | の出力として届くベクトル全体の集合 | |
| が解をもつ | 可解性の定理 | 解が存在するのは、 が列空間に入っているとき、かつそのときに限る |
| ( が 行列のとき) | 全体空間 | 列空間は (行の数で決まる)の中にある |
出力 はどれも、列を定数倍し、矢印の先に次の矢印の根元をつなげてたし合わせたものです。
💡 列空間は部分空間です。必ず を含みます(重みを両方とも 0 にすればよいのです)。
独立な列は平面を埋め尽くします。 を と同じ直線上にそろえると、 は直線につぶれます。
💡 チャレンジ: を動かして、 にしてみましょう。その瞬間、平面が直線に変わります。
が解をもつのは、ちょうど が列空間 に入っているときです。
💡 ここでの列は従属なので、 は直線にすぎません。ほとんどの目標 には届きません。
問1
列空間 を最もよく表しているのは、次のうちどれですか。ここで は行列です。
✅ 正解です! 列空間とは、まさに列が張る空間、つまり可能なすべての一次結合のことです。
❌ 惜しい!
解答: の列のすべての一次結合の集合。
列空間は、次のように定義されます:
ほかの選択肢が誤りである理由:
問2
正しいか誤りか: 行列の列空間は、 の部分空間である。
✅ 正解です! 各列の成分は4つなので、列は R⁴ の中にあります。列空間は R⁴ の部分空間で、R³ の部分空間ではありません。
❌ 惜しい! よく考えてみましょう。各列ベクトルの成分はいくつありますか。
解答:誤り
行列には、4つの行と3つの列があります。各列は成分が4つのベクトルなので、どの列も の中にあります。
はこれらの列が張る空間なので、 です。 ではありません。
重要な規則: 行列の列空間は、 の中にあります(行の数で決まります)。列の数 によって、 の次元は高々 に制限されますが、全体空間はいつも です。
問3
とします。次のベクトル のうち、 が解をもつものはどれですか。
ヒント:それぞれの を の形に書けるか、試してみましょう。
✅ 正解です! x = (1, 1) とすると、1·(1,2,4) + 1·(3,3,1) = (4,5,5) になります。
❌ 惜しい! それぞれの選択肢を連立方程式に代入して、3番目の式で矛盾が起きないか確かめてみましょう。
解答:b = (4, 5, 5)
となる必要があります。 を試します:
ほかの選択肢では、連立方程式から矛盾が出てきます。たとえば の場合:
幾何学的には、 は列空間の平面の上にあり、ほかの選択肢は乗っていません。
問4
行列の2本のゼロでない列が、互いのスカラー倍になっています(、ただし )。 はどうなりますか。
✅ 正解です! 従属な列では、列空間がつぶれます。どの一次結合も、1つの方向を向くからです。
❌ 惜しい!
解答:R³ の中の、原点を通る直線
なら、どの一次結合も簡単になります:
をどう選んでも、結果はいつも のスカラー倍です。これは原点を通る直線を描きます。
ほかの選択肢が誤りである理由:
正解数:0 / 4